10年後20年後の家族の暮らしをイメージしてみよう。
家は洋服のように流行や気分に合わせて変えられるものではありません。家族がくつろげる場所はどんな場所なのか、それが10年後20年後も続くのか。
何を基準に家を選ぶかは人それぞれですが、最新の設備などに惑わされず自分たちのライフスタイルや家の基本性能をまず比較検討しましょう。
モデルハウスは等身大に置き換えてみよう。
マイホームを建てるとなったら、まずはじめに行うのがモデルハウス巡りですね。
しかしモデルハウスはメーカーの集大成が展示されており土地も建物も大きく、得てして非現実的なようです。 広さや豪華さに気を取られずに現実的な仕様や構造をチェックしましょう。
きちんと思いを伝えられるようにまとめておこう。
自分たちの予算の中で最高のものをつくりたい、誰もがそう思っていることでしょう。そのためには思い描いていることをできるだけ伝えることが重要です。
また疑問に対し的確な回答が得られるか、自分たちの気持ちになって考えてくれる相手かを見極めましょう。最良のパートナーにきちんと思いを伝えることができればきっと満足のいくマイホームができることでしょう。
自分自身の目や耳で判断しよう。
業者を選択する場合、担当者の人柄も大切ですが、一般のユーザにわかりやすい見積もりがきちんと出せるか、 構造や設計について納得の行く説明を聞くことが出来るかなどの点も大切です。また施工の実例を体感するのも見極め方法の一つです。
出来上がってからでは見ることができない建築中の構造体を見学したり実際入居後のお宅を訪問するなど、自分の目や耳で確かめてみましょう。
比較検討できる要素を研究しよう。
最近主流の高気密高断熱住宅。しかしその程度は様々です。ユーザ側は比較できる要素（ＵＡ値・Ｃ値など）を検討する必要があるでしょう。
また気密性の高い住宅に不可欠なのが計画換気システムです。計画換気システムが標準として装備されている住宅メーカーは本当の高断熱高気密住宅と言えるでしょう。
バリアフリーの意味を考えよう。
バリアフリーとは「バリアがない」という意味からつくられた造語です。ところで日本の住宅内で高齢者が突然死する場所はトイレと浴室が圧倒的に多いのはご存じでしょうか。 急激な温度差により心臓に負担がかかるヒートショックと呼ばれる現象です。
リビングだけが暖かくトイレや浴室が寒い、という住宅に手すりをつけたり段差をなくしたりするだけで良いのでしょうか？ 今家族に高齢者がいなくても自分が年をとったときどんな家が過ごしやすいのかを想像しみてましょう。
なぜ今輸入住宅なのかを考えよう。
洒落た外観やインテリア。近年輸入住宅が増えている理由はそれだけの理由ではありません。 なぜ輸入するのか？
いろいろ要素はありますが一口に言うと品質と価格のバランスがとれているからなのでしょう。皆さんは工場で生産される日本の住宅が殆ど輸出されていないことに疑問を持ったことはありませんか？
国際的に考えると日本の住宅は品質と価格のバランスがとれていないのかもしれませんね。そして世界各国に住宅を輸出しているのがカナダです。カナダの住宅は国際競争力のある住宅基本性能を持ち合わせています。 輸入住宅は単にお洒落な洋館ではないことに目を向けてみてください。
建てた後のことも考えよう。
住宅は高い買い物です。 きちんとした保証やアフターメンテナンスのシステムがあるかどうかをきちんと確かめましょう。
生涯を通してお付き合いできることはとても重要な条件です。建てたらそれまで、ではなく建てた後も末永くという姿勢があるかを確認しましょう。住宅は高い買い物です。 きちんとした保証やアフターメンテナンスのシステムがあるかどうかをきちんと確かめましょう。
生涯を通してお付き合いできることはとても重要な条件です。建てたらそれまで、ではなく建てた後も末永くという姿勢があるかを確認しましょう。
