家族構成:夫婦+子供2人
土地面積:169.38m2
建物施工面積:139.00m2
「ザ・ホーム」との出会いは、1998年2月でした。近所で「ザ・ホーム」の完成見学会をやっていたので、妻と一緒に見に行きました。重い断熱玄関ドア を開けると、ほわっとした暖かい空気に包まれました。輸入住宅はもちろん、モデルハウスなどを見学したのはこれが初めて。なにがなにやらさっぱりわかりま せんでした。
しかし、無性に家がほしくなったのです。それからというもの懐具合も気にせず、様々な構造の住宅を見学し、1年ほど、私なりに研究しました。 外観や雰囲気といった「ソフト」面は妻に任せ、私は「ハード」面、つまり建物の「構造」を最初に考えました。まず、鉄骨造。無機質な感じで個性がない。北 入りプランだと窓が小さく、外から見た建物の表情がとても貧相。おまけに、なぜかとてもお高い!で、鉄骨造は落選。
そこで木造系。2×4工法は面で支える 構造なので、線で支える在来工法と比べて強度が高いそうですが、「ザ・ホーム」は外周壁に2×6材を使用しているので、その壁面強度は2×4工法のさらに 2.5倍もあるとわかりました。「ザ・ホーム」のものです。
次に考えたのが建物の「性能」。高気密・高断熱のレベルはメーカーでずいぶん差があるようですが、断熱材の種類・使用する量などで比較するとか、快適さ はQ値(熱損失係数)とかC値(相当隙間面積)、K値(熱貫流率)といった数値で比較できますから、目安にするといいでしょう。
また、高気密であればあるほど、「換気システム」が重要になるということ。「高気密」とは、屋内外の空気の自然な入れ換えができなくなることだからで す。
ところで私は、仕事柄いろんなメーカーの家づくりを毎日見ていますが、建物の外側をラッピングするタイベックシートの重ねしろは、通常ホッチキスなど で留める程度で、構造部にサッシをはめ込んだ後の微妙な隙間は放置するケースがほとんどです。ところが「ザ・ホーム」では、タイベックシートの重ねしろを 専用の赤いテープで隙間なく貼り合わせ、サッシをはめ込んだ後の微妙な隙間は発泡ウレタンを注入して気密性を確保。妥協を許さない、この品質へのこだわり が、セルコホーム広島東の「ザ・ホーム」なのです。こうして、家に関してはすんなり「ザ・ホーム」に決まったのですが、土地に関しては少々大変でした。
土地を探す間、担当の福島さんには、すでにご入居されているお宅を拝見させていただいたり、建築中の「ザ・ホーム」を見学させて頂いたり(これは絶対にするべき!感動すらしてしまいます。)、土地の情報がある度にプランを考えて頂きました。
そして99年7月、ついに私達を「これだ!」とうならせる大変よい土地が見つかりました。早速福島さんへ連絡し、プランニングと資金計画を依頼しまし た。プランニングの上で外せなかったのは、私が「リビング階段」、妻が「L型対面キッチン」でした。工事の途中でのわがままな仕様の変更にも応じていただ いたおかげで、最終的に大変充実したプランになり、説明通りの見るからに頑丈そうな「ザ・ホーム」が、ついに完成!振り返ってみると、とても楽しい経験で した。
この家で暮らして約1年、感想は、夏、外出から、締め切った家に入ってもムワッとしない。無垢のフローリングが素足に心地よい。ガラスが熱くならないなど サッシがすごい。冬、結露が皆無。天井と床の温度差がほとんどない。吹き抜け部分も寒くない。どの部屋も極端な温度差がない。特に「リビング階段」は大正 解でした。妻にも「学校から帰ったばかりの子供の表情が見えるので、何があったかすぐわかる」と好評です。
初めてマイホームをお考えの方にとっては、最初は当時の私のように何のことやらわからないかもしれません。でも、他のメーカーと比べてみてください。「ザ・ホーム」の基本性能のすばらしさをきっと実感していただけると思います。